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ぶっ飛ぶ円盤

  是くの如く我聴けり
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セレナード第13番ト長調「アイネ クライネ ナハトムジーク」 モーツァルト

 モーツァルトといえば、この作品!
 いくらポピュラーだからといって、E.K.N などと略さないように。
 Eine Kleine Nachtmusik  という響きが また何とも雅やかなのだから。

 この作品は、徹底的な娯楽音楽であると同時に、一分の隙もない完璧な芸術でもある。
 そこが、すばらしい。

 第1楽章
 我々の世代なら、ヴィックス・ドロップのCM、♪ばーか、ばーか、エヘン虫~♪、
 ヤングの諸君には、♪おーふろー で バスロマン~♪、
 で おなじみ。
 ウィットに富んだ会話を聞いているような、
 華やかで 軽やかな メロディが耳に残る。

 第2楽章
 優雅で おだやかな 旋律。
 気だるいような、暖かいような気分に身をゆだねていると、
 にわかに動きがある。少し緊張するが、
 すぐにまた、ゆったりとしたムードに戻り、ほっ と しながら 終る。
 
 第3楽章
 宮殿の広間で奏でられているような音楽。
 短いが、軽い高揚感がある。

 第4楽章
 ウキウキと跳ねるような躍動感。
 何だか せかせかと あわただしい。
 そして、やったぜ、という感じ(!?)で大団円。
 
 嗚呼、この作品のような、
 優しくて、暖かくて、愉快な
 人物になりたい。
 
    
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『ハンガリー狂詩曲』管弦楽版 リスト, ドップラー

 異国情緒と同時に、親しみやすさを感じる、そんな作品。
 作者は、この人、

    … ではなくて …  こちら  

 フランツ・リスト。

 ピアノ独奏用の作品集の中から、6曲を選んで 管弦楽用にアレンジ。

 その際に協力したのが、フランツ・ドップラー。

        ピ~ポ~ ピーポー PEOPLE~

 ドップラー効果で有名な、クリスチャン・ドップラーとは、もちろん別人。

 管弦楽版には、数種類のヴァージョンがあるらしいのだが、
 今回聴くのは、これ。 

    クルト・マズア/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 1984年録音

 第1番
  原曲14番

 第2番
  原曲2番。
  ♪パパーン♪ となると、「ああ 、またか、もう聴き飽きたヨ」と言いたくなるくらい有名。
  でも急速部になると … 何度聴いても、やっぱり気分が高揚してしまう。
  まぁ、一種の“刷り込み”である。
  この後半部のメロディは、ネッケの「クシコスポスト」にも使われ、
  「クシコスポスト」は運動会のBGMとして流れているから。
  この旋律を聴くと、条件反応としてノルアドレナリンが出てしまうのである。

 第3番
  原曲6番


 第4番
  原曲12番。
  どうも この4番と、次の5番は、ピアノ版のほうが、スッキリとしていて聴きやすい印象。
  管弦楽版は、多彩な変化というか、こまごま し過ぎているというか。   
  超絶技巧愛好家のリスト先生が、
  「あの技法も使いたい、この効果も まだ使ってない」
  「せっかく6曲あるのだから、ちがった味付けのアレンジをしたい」
  などと張り切ったのではないか、と想像すると楽しい。
  
 第5番
  原曲5番

 第6番
  原曲9番。
  出だしの部分を聴いていると、「埴生の宿」(ホーム スウィート ホーム)のメロディを連想した。



 ♪お正月には凧揚げて~♪(「お正月」) 
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 ♪と~し の は~じめ~の♪(「一月一日」)
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