ここは、「音楽」と書いて、“ミューズ”と読みたいところ。
むろん薬用石鹸のほうではない。“音楽の女神”のほうである。
音楽の聴き方を問われて、
味気なく「音声データを入力し、脳内の既存データと照合せよ」
などと答えるよりは、
「音楽(ミューズ)とフリー・トーク」
のほうが、イメージが拡がると思ったのだが。
それでは、これから
私が どのように音楽を聴いているかを書いていきたい。
「こんな聴き方がアリなら、自分だって聴ける」
と思っていただければ幸いである。
私は たぶん、クラシックも、ジャズも、ブルースもロックも、
ポップスを聴くように聴いている。
それは ひとつには、歴史的・文化的価値を理解できるほど 多くの音源を聴いていないことにもよるだろう。
あるいは、専門的に1つを掘り下げるような聴き方が出来ないことにも拠るかもしれない。雑食性というか。
つい、インパクトのある音、印象的な音に飛びついてしまう。
エンターテイメント性重視といえるかもしれないが、
じっくり聴けば味わい深い曲をスルーしている可能性も高い。
伝統的な解釈を重んじる、正統派の音楽愛好者の方は、
私の あまりに表面的で しかも ねじ曲がった解釈に対して
気分を害されるかもしれない。
だから、この先は自己責任で読んでネ。
※ 『ぶっとぶ円盤』 は、2007~2008年に書いたブログ
『ミューズ~やくようせっけんじゃないほうの』 を
大幅に加筆・修正したものです。
一部内容に重複があったり、
また、逆に当時とは意見が変わって
正反対のことを述べている場合もありますので、
その旨、ご承知おきください。